こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院の福岡詩麻です。
お子さん、若い方の近視が年々増えています。裸眼視力1.0未満の小学生が約3分の1、10年前より5%増え、40年前の倍になっているということです。(学校保健統計調査より)
近視は、近くのものははっきり見えますが、遠くのものが見えにくい状態です。
見づらくなっていても、徐々になので、お子さん自身では見づらさに気づいていないことがよくあります。
メガネをかけると、よけい目が悪くなりますか?とご相談されることがありますが、目にあったメガネでは、目は悪くなりません。見やすくなって、目が楽になります。
お子さんが、目を細めたり、見づらそうにしていたら、早めに眼科に行って検査を受けることをお勧めします。
大宮はまだ眼科西口分院では、目の状態、ご希望にあわせて、近視に対するアドバイスや治療を行なっています。
◎両眼視簡易検査器 (ワック)
◎低濃度アトロピン点眼 (近視進行予防の点眼)
◎眼鏡処方
◎コンタクトレンズ処方 (当院では中学生以上)
◎オルソケラトロジー (昼間は裸眼ですごすナイトレンズ)
近視進行をおさえるための新しい研究では、外に出て、太陽のバイオレットライトをあびるとよいとか、クチナシの色素のクロセチンが効果があるなどと言われて、注目されています。
研究が進んで、視力障害につながるような病的近視(非常に強い近視)への予防ができるようになることを期待しています!
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