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福岡詩麻

京都コルニアクラブ講演 マイボーム腺機能不全と食事

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

先週、

京都コルニアクラブで

「平戸度島スタディが明らかにした

マイボーム腺機能不全への

食事の影響​​​​​​​​​​​​​​​​」

について講演させていただきました。

座長をつとめてくださった

同志社大学生命医科学部教授

小泉範子先生(写真左)と




京都コルニアクラブは、

年一回、全国の角膜の専門家が

京都に集まって

学びを深めるための講演会で、

講演も質疑応答も

英語で行われます。


今年

30周年を迎えました。


今回、

KCC Award Lectureという

コンペティション形式の講演の

4名の候補者のひとりとして

お選びいただき、

2017年に

私たちLIME研究会と

長崎県の眼科の先生方で

長崎県平戸市度島(たくしま)で

マイボーム腺機能不全と

ドライアイの疫学調査、

平戸度島スタディを行った結果、

普段の食事で

脂質とビタミンDを

たくさん摂取している方では、

マイボーム腺機能不全の方が

少ないことがわかった

ということを

お伝えさせていただきました。

残念ながら

受賞には至りませんでしたが、

講演のあと

会場で多くの先生方に

あたたかくお声かけいただき

マイボーム腺や

食事の影響などに

関心をお寄せいただいたこと

大変嬉しく思いました。



涙のあぶらを分泌している

マイボーム腺のためには


普段の食事で

オメガ3が豊富な

魚や亜麻仁油、

オレイン酸が豊富な

オリーブオイル、

ビタミンDが豊富な

干ししいたけなどを

召し上がっていただくのが

おすすめです!



私たちLIME研究会は

来年2025年の春に

度島で2回目の検診会を

行う予定です。

これからも

みなさんの目の病気の予防や改善に

少しでもお役に立てるよう

研究を重ねて参ります。

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