こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
AQUA CEL(アクアセル)とM22という
ふたつの医療機器で
マイボーム腺機能不全の
患者さんに
IPL (Intense Pulsed Light)治療を
行った研究結果について
有田玲子先生といっしょに
執筆させていただいた論文が
Journal of Clinical Medicine
という医学雑誌に掲載されました!
Fukuoka S, Arita R.
J. Clin. Med. 2022, 11(15), 4265; https://doi.org/10.3390/jcm11154265
マイボーム腺機能不全だと
涙のあぶらの足りないタイプの
ドライアイになります。
M22は
日本では2013年から
皮膚科の美容領域で使用されており、
眼科での使用は2016年からです。
一方
AQUA CELは
日本で認可され
眼科で使用されはじめたのが
昨年2021年からです。
従来からのM22と
新しいAQUA CEL
どちらの機器でも
まぶたに光をあてる
IPL治療を行うことで
患者さんの自覚症状や
マイボーム腺やドライアイ関連の検査結果が
同じくらい改善していました。
IPL治療は
・まぶたのあぶらが溶けて出やすくなる
・まぶたの縁の炎症が減る
・睫毛ダニ(デモデックス)が減る
などの効果があると考えられています。
↑ 写真はこの論文の内容を 2月の角膜カンファランス(学会)で 発表させていただいたときのものです。
私自身、
有田先生に両方の機器で
IPL治療をしていただいた経験があり
当院でも
AQUA CELで
IPL治療を行なっております。
この論文が
ドライアイや
マイボーム腺機能不全で
目がつらい患者さんたちの
治療のお役にたてますように。
インターネットで
無料でご覧いただけますので
ご興味のある方はお読みください。
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