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福岡詩麻

子どもが色覚異常と診断されました。どんなふうに見えていますか?

こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。

「子どもが色覚異常と

診断されました。

この子には

どのように

見えているのでしょうか?」

とご質問いただきました。




写真は、

色を並べて

程度判定を行うための

色覚の検査

「パネルD-15」

を、

さまざまな

色覚特性をもつ方の

色の見え方を体験できるアプリ

を使用して

左上が一般の方

右上が1型色覚

左下が2型色覚

右下が3型色覚

の重度の方の見え方を

シュミレーションしたものです。

1型色覚(赤色覚異常)では

赤が見にくく、

ピンクと水色を

見分けにくいです。

2型色覚(緑色覚異常)では

緑が見にくく、

黄緑と橙

緑と茶色や灰色

青と紫

ピンクと灰色などを

見分けにくいです。

1型と2型は

先天性赤緑色覚異常

3型は

先天性青黄色覚異常

とよばれます。

先ほどの

色のシュミレーションの写真でも

おわかりいただけるように、

重度であっても

色をまったく

感じないわけではありません。

ご本人や

まわりの方が

色の特性を知っておくことで、

日常生活の

助けになることがあります。

色覚異常は

それほどめずらしくはなく、

日本人男性の20人に1人

女性の500人に1人に

みられます。

そのため、

「色覚異常」ではなく

「色覚多様性」

表現しましょうという

提案もなされています。




当院での色覚検査は

予約不要です。

検査ご希望の方は、

医師もしくはスタッフに

ご相談ください。


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スマートフォンアプリ

「色のシュミレーター」


App Store (iPhone) >>‎「色のシミュレータ」


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