こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
今年も
東大病院眼科の
宮井尊史先生(准教授)
をはじめとする先生方、
視能訓練士さんといっしょに
無痛無汗症と無痛症の患者さんの
眼科検診に行ってまいりました。
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写真一番右
今回の検診、最年少の患者さんです。
たくさんの目の検査を
がんばって受けてくれました。
(保護者の方から
掲載許可をいただいております)
先天性無痛無汗症は、
⚫︎痛みを感じにくい
⚫︎あつい、つめたいといった温度を感じにくい
⚫︎汗が出にくいので体温調節がしづらい
⚫︎知能に障害があることがある
非常にまれな遺伝性の難病です。
2015年に厚生労働省により
難病に指定されています。
患者さんとご家族が主催される
無痛無汗症シンポジウムで
小児科
整形外科
発達心理
皮膚科
歯科
看護
など、
各分野の専門の先生方と一緒に
年に1回
患者さんの検診を行っています。
今年の
無痛無汗症シンポジウムは
2024年12月7日に
横浜で開催されました。
今回も
眼科医療機器メーカーの方々に
ご協力いただき、
視力検査や
斜視の検査に加えて、
マイボグラフィー付属型
細隙灯顕微鏡
(トプコンメディカルジャパン)
Keratograph 5M
(ニコンソリューションズ)
idra
(イナミ)
による
角膜の観察や
ドライアイの詳しい検査を
行いました。
検診では
角膜の表面に細かい傷が
ある方が多かったです。
無痛無汗症、無痛症の方は
目の痛みを感じにくいので、
白目が赤い、メヤニがでる、
黒目が濁っている、ぶつけたなど
目に何か異常があるかなと思ったときは
早めに眼科に
受診するようにしてください。
また来年も
検診会で
無痛無汗症、無痛症の患者さんと
ご家族のみなさまに
お会いできるのを
楽しみにしております。
難病情報センター
先天性無痛無汗症(指定難病)
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