こんにちは。
大宮はまだ眼科西口分院
院長の福岡詩麻です。
全日本病院出版会の 医学雑誌
『Monthly Book OCULISTA』(オクリスタ)
角結膜疾患における小手術
〜基本手技と達人のコツ〜
の特集号で
"霰粒腫"
の記事を
担当させていただきました。
まぶたに
しこりができる
霰粒腫は、
まぶたのあぶらに対する
炎症反応でできた
肉芽腫です。
まぶたのあぶらを
分泌しているのは
マイボーム腺です。
涙の表面を
あぶらが薄く
おおっていることで、
涙の蒸発を
防いでくれています。
霰粒腫ができてしまうと
その部分のマイボーム腺は
ダメージを受けてしまいます。
これまでは
霰粒腫の治療は
手術が一般的でしたが、
最近では、
マイボーム腺を守るため
温罨法(まぶたをあたためる)
リッドハイジーン(まぶたの縁を洗う)
ステロイド注射
などの
「切らない治療」が
見直されてきています。
今回の記事では、
霰粒腫の
「切らない治療」とともに、
私が行っている
霰粒腫の手術
についても
ご紹介させていただきました。
マイボーム腺を守るための
霰粒腫の治療と予防には、
患者さんご自身で
温罨法、リッドハイジーンを
していただくのが
おすすめです!!
そして
ひとりでも多くの先生方に
マイボーム腺を大切にする
霰粒腫治療を
行っていただけたらなと思います。
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当院での霰粒腫の切らない治療を
ご希望の方は、
予約はいりません。
受診して、ご相談ください。
ステロイド注射ご希望の方は、
福岡(院長)の外来日に 受診して下さい。
手術ご希望の方は、
福岡(院長)の外来日に
受診してください。 初診日の手術は行っておりません。
一度診察してから、
別日に手術の予約をさせていただきます。
お子さんに対する
ステロイド注射や手術は
当院では行っておりません。
手術が必要な場合は、
ご紹介させていただきます。
各日の外来担当医については、
当院ホームページの
担当医カレンダーをご確認ください。
<関連記事>
(霰粒腫の切らない治療、手術について解説した記事です)
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