top of page
検索
福岡詩麻

飛蚊症について



こんにちは。

大宮はまだ眼科西口分院

院長の福岡詩麻です。




先日、



「目の健康のこと

目の病気のことで

知りたいことありますか?」


とおたずねしたところ、




「飛蚊症について

知ってみたいです」


とコメントいただきましたので

おこたえします。




飛蚊症とは



「飛蚊症」は、

"ひぶんしょう"

と読みます。





目を動かすと

飛んで見えるものがあるけど、

実際は飛んでいない。



蚊が飛んでいるみたいに

見える症状があるので

「飛蚊症」とよばれます。



虫だけでなく、

糸くず、点々や

けむりみたいなものが

見える場合もあります。





晴れた日や

明るいところ、

白い壁を見ると

よけいに目立ちます。







飛蚊症では、なにが見えているのか?



眼球の奥は、

「硝子体(しょうしたい)」

というゼリーがつまっています。



硝子体は、

均一ではなく

一部にごりが

できることがあります。



目の中に入ってきた光により、

にごりの影が

網膜にうつって、

何かが飛んで見えるのが

「飛蚊症」です。



目を動かすと、

目の中のゼリーも動くので、

にごりの影も動いて見えます。



光が明るいときほど、

影が濃くでます。





飛蚊症の原因



加齢による変化が

原因のこともあれば、

10代や20代から見える方もいます。



飛蚊症が

急に変化しているときは、

病気のサインのことがあるので

注意が必要です!




★網膜裂孔・網膜剥離


網膜に穴があいて

はがれてきている場合、

レーザー治療や

手術が必要になります。




★硝子体出血


目の奥の硝子体の中に

出血している場合、

自然に吸収されることもありますが、

なかなか引かないときは

手術が必要になることがあります。




★ぶどう膜炎


目の中に炎症が

起きている場合、

点眼や内服、注射など

炎症の原因に応じた

治療が必要です。






飛蚊症が気になる方へ



●飛蚊症が気になるとき ●新しい飛蚊症が出たとき ●飛蚊症が急に増えているとき


は、 眼科に受診して

診察を受けることをおすすめします。






※散瞳検査が必要になる

場合がありますので、

乗り物の運転をしないで

受診してください。



⇒散瞳検査について くわしく知りたい方は 「散瞳検査」 の記事をごらんください。






閲覧数:503回

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page