緑内障と診断されたら、長期的に(ほぼ一生)通院や治療をつづけることが、視野(見える範囲)を守るためにとても大切です。
緑内障の治療は、主には点眼治療です。緑内障の治療を継続していくうえでむずかしいのは、患者様にとっては、自覚症状がないか自覚症状があっても軽い時期から治療を始めなくてはならないということ、治療の効果がすぐに実感できるものではないということでしょう。
緑内障は、日本の中途失明原因の第一位です。その一つの原因として治療をやめてしまう方が非常に多いことがわかってきました。様々な報告がありますが、治療開始3ヶ月で約30~40%、半年で約30~50%、1年で約40~50%の患者様が治療をやめてしまったという報告もあります。処方された薬を決まっている通りには点眼できなかったり、忘れてしまうこともよくあるといわれています。
当院では、緑内障と新しく診断された方、治療を中断していたが再開された方の視野を守るための治療サポートシステムを導入しております。
ご興味のある方は、医師またはスタッフにご相談ください。
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